診療案内

2002.11.19

肺炎球菌ワクチンのお知らせ

肺炎球菌ワクチンとは?

肺炎球菌は肺炎、気管支炎などの呼吸器感染症や副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎などを起こす代表的な細菌のひとつです。肺炎の原因は、種々の細菌やウイルスです。皆さんもよく知っているインフルエンザウイルスもその一つですが、肺炎球菌による肺炎も大きな原因の一つです。肺炎で急速に症状が進んだ場合、抗生物質などの治療が間に合わない事がありますし、その抗生物質が効きにくい耐性菌も増加してきています。そのため、事前に予防する事の重要性が見直されてきています。インフルエンザにはインフルエンザワクチン接種が有効なように、肺炎球菌による感染症の予防には、肺炎球菌ワクチン接種が有効です。世界保健機構(WHO)は肺炎球菌ワクチンの接種を勧告しており、関心の高いアメリカでは65歳以上の45%が接種しています。しかし日本では、最近になってテレビなどで話題になってきていますが、「脾臓摘出患者の肺炎球菌感染症予防」以外、ワクチン接種に健康保険が利かない事もあり、ほとんど接種されていないのが現状です。

効果は?

この予防接種は一年中いつ受けてもよく、一回注射すれば5年間以上効果が持続します。肺炎球菌ワクチンは、肺炎を引き起こす肺炎球菌の80%に有効で、安全性も他の予防接種と変わりません。

接種した方がよい人は?

65歳以上の高齢者、心臓や呼吸器に慢性疾患のある方、腎不全や肝機能障害のある方、糖尿病の方、脾臓摘出後の方などは接種した方がよいとされています。

費用は?

元々高いお薬で、しかも健康保険が使えませんので、当院では7,000円で実施しています。5年以上有効で予防効果も高いので、自費でも見合うワクチンであると思います。接種希望の方はご相談ください。

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