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動脈硬化は加齢によって誰にでも起こりますが、その進展には食生活や運動不足などの生活習慣が大きく関与しています。動脈硬化を放置すると、心筋梗塞、脳梗塞や閉塞性動脈硬化症の原因にもなります。40歳以上で喫煙、高脂血症、高血圧、肥満、手足の冷感、しびれ感などに思い当たる方は検査を受けられることをお勧めいたします。
ベッドに横になり、両上腕、両足首の4ヶ所の血圧を同時に測定するだけです。血圧を測るときと同様の圧迫感があるだけで痛い検査ではありません。約5分間で検査は終了します。
PWVは心臓から押し出された血液により生じた拍動が、血管を通じて手や足に届くまでの速度のことです。動脈硬化がすすむと血管が硬くなり膨らむことができず、その速度は速くなります。したがって、PWVを測定すれば動脈硬化の程度がわかります。
足首と上腕の血圧の比を測定することで血管の狭窄の程度がわかります。健常人の場合、足首血圧は上腕血圧より高いのが普通です。血管がつまり気味になってきますとそれより下流の血圧が低くなってきます。したがって、ABIを求めることで動脈(主に下肢の大動脈)の狭窄やつまり(動脈硬化)が判定できます。
3割負担の方 | 870円 |
1割負担の方 | 290円 |
詳しくは、診察時に直接医師にお尋ねください。
肺炎球菌は肺炎、気管支炎などの呼吸器感染症や副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎などを起こす代表的な細菌のひとつです。肺炎の原因は、種々の細菌やウイルスです。皆さんもよく知っているインフルエンザウイルスもその一つですが、肺炎球菌による肺炎も大きな原因の一つです。肺炎で急速に症状が進んだ場合、抗生物質などの治療が間に合わない事がありますし、その抗生物質が効きにくい耐性菌も増加してきています。そのため、事前に予防する事の重要性が見直されてきています。インフルエンザにはインフルエンザワクチン接種が有効なように、肺炎球菌による感染症の予防には、肺炎球菌ワクチン接種が有効です。世界保健機構(WHO)は肺炎球菌ワクチンの接種を勧告しており、関心の高いアメリカでは65歳以上の45%が接種しています。しかし日本では、最近になってテレビなどで話題になってきていますが、「脾臓摘出患者の肺炎球菌感染症予防」以外、ワクチン接種に健康保険が利かない事もあり、ほとんど接種されていないのが現状です。
この予防接種は一年中いつ受けてもよく、一回注射すれば5年間以上効果が持続します。肺炎球菌ワクチンは、肺炎を引き起こす肺炎球菌の80%に有効で、安全性も他の予防接種と変わりません。
65歳以上の高齢者、心臓や呼吸器に慢性疾患のある方、腎不全や肝機能障害のある方、糖尿病の方、脾臓摘出後の方などは接種した方がよいとされています。
元々高いお薬で、しかも健康保険が使えませんので、当院では7,000円で実施しています。5年以上有効で予防効果も高いので、自費でも見合うワクチンであると思います。接種希望の方はご相談ください。
こんな方は、骨粗しょう症かもしれません。背骨や足のつけねの骨を折って寝たきりにならないためにも、骨粗しょう症の予防および診断に骨塩定量検査をおすすめします。
人は加齢とともに、特に女性では閉経期になると、急激に骨塩量が少なくなってきます。骨粗しょう症は骨塩量の減少のため、骨がすけてもろくなった状態をいいます。
骨粗しょう症になると、脊椎の変形や圧迫骨折、大腿骨頚部骨折、腕の骨折などをきたす事があります。これらは、高齢者の日常生活の大きな障害となる事があり、早期診断、治療が大切となります。
色々な検査の方法がありますが、当院では超音波法という方法を使っています。
検査時間は5分ぐらいで、すぐに結果がわかります。
●超音波法… | 超音波を使って、かかとの骨の骨塩量を判定します。 |
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3割負担の方 | 240円 |
1割負担の方 | 80円 |
程度の軽い方は、バランスのとれた食事や積極的な運動を行いましょう。骨粗しょう症が進んだ方には色々なお薬があります。
●食事: | カルシウムやビタミンDを積極的に取りましょう。 |
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●運動: | 運動する事によって骨は強くなります。 |
●お薬: | カルシウムやビタミンDのお薬や、骨がスカスカにならないようにするお薬や注射があります。 |
詳しくは、診察時に直接先生にお尋ねください。